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保育士と幼稚園教諭の違いって?資格、目的や仕事内容、給料などを比較検証!

はじめに

子どもに関わる仕事がしたい、子どものお世話が好きという方にとって、保育士や幼稚園教諭は魅力ある仕事です。
小さなお子さんのなりたい職業ランキングで常に上位にランキングされているのはみなさんご存知だと思います。

実際は保育士と幼稚園教諭には様々な違いがあり、両方の資格を取得している方も多いです。
ただ、仕事内容や資格取得の方法は違っていることを知っている人は少ないのではないでしょうか?

そこで、ここでは幼稚園教諭と保育士の違いについて、詳しく比較検証してみます。
幼稚園教諭と保育士とどちらを目指すか迷っている方はぜひ、参考にしてみてくださいね!

資格の違い

では、幼稚園教諭と保育士の資格の違いについて見ていきましょう。

保育士

では、保育士資格はどうすれば取得することができるんでしょうか?
保育士として働くには国家資格である保育士資格が必要です。

保育士資格を取得する方法には2つあり、厚生労働大臣指定の保育士養成施設で養成課程を修了する方法と、保育士試験に合格する方法があります。

養成施設とは専門学校、短大、大学があり、養成課程を修了し卒業すれば保育士資格がもらえますが、決められた年数通わなければ取得することはできません。
いっぽうで、保育士試験は保育士試験を受け合格すれば取得することが可能です。

ただ、この方法で取得する場合は学校に通ったり、通信講座を受けたりなどで勉強し合格しなければなりません。
保育士試験には筆記試験と実技試験があり、筆記試験に合格した人だけが実技試験を受けることができます。
ちなみに、難易度はかなり高いと言われており、そう簡単に合格できるとは限りません。

幼稚園教諭

幼稚園教諭として働くには幼稚園教諭免許を取得しなければなりません。

そもそも、幼稚園教諭免許には2つあり、短大で取得できる幼稚園教諭免許2種と、大学で取得できる幼稚園教諭免許1種です。
なお、幼稚園教諭2種の方は保育園で実務経験が3年以上あれば、試験に合格すれば取得できます。

では、一種と二種ではどのような違いがあるのでしょうか?
実際のところ、幼稚園教諭免許1種と2種でほとんど違いはなく、違いは二種には役職の制限があり、一種にはないことです。
そのため、一種免許を取得すると園長になることも可能で、給与面や待遇面で一種の方が有利だと言えそうです。

保育目的

では、それぞれの保育目的について見てみましょう。

保育士

保育の目的は仕事などで保育できない保護者に代わり子どもを保育することで、食事や昼寝、排せつなど生活習慣を整え健やかに成長できるようサポートするのが主な目的です。
また、3歳以上のお子さんには遊びの中で学びへつなげる目的もあり、この点については幼稚園教育と同じ目的を持ちます。

幼稚園教諭

いっぽうで、幼稚園の目的は3歳以上のお子さんを対象に生活や遊びを通じてさまざまな学びを総合的に指導することです。
幼稚園は過程と違い集団生活です。
そんな集団生活の中でさまざまな学びを与え、子どもの心を豊かなものにすることで学校へ入ってから学ぶ気持ちを高めることが目的の基本となっています。

そもそも、保育園と幼稚園は創設された目的が違っています。
そのため、保育の内容が違うというのが事実です。
ただ、2015年に新しい制度が創設され推し進められたことで、最近増えている認定こども園。
認定こども園とは保育園と幼稚園が複合した施設のことで、双方のいいところを合わせた施設です。
ここでは保育と教育の両方行っており、子どもを預かるのは幼稚園教諭と保育士どちらの資格も持っている人が望ましいとされています。

今後、待機児童問題を解決すべく、保育園と幼稚園の垣根を取り払い認定こども園が増えていくことが予想されます。
と考えると、保育士資格と幼稚園教諭の資格どちらも持っていると非常に強みになるでしょう。

仕事内容

では、幼稚園教諭と保育士の仕事内容の違いについて見ていきましょう。

保育士

保育士の仕事は子どもの生活のサポートです。
そのため、食事や着替え、排せつ、お昼寝なども仕事の一部です。
幼稚園とは違い、小さいお子さんを預かることが多いためミルクや離乳食をあげたり、おむつを変えたりなどの仕事もあります。
また、保育所によって預かるお子さんの数が違いますが、保育士1人当たりのお子さんの数は国で決められているため、幼稚園と比べ1人当たりのお子さんの数は少なめです。

幼稚園と大きく違うのが勤務時間です。
一般的に保育所は7~21時までの中で早番と遅番にシフトが分かれており、24時間運営している保育所もあります。
そのため、家庭があったり、お子さんがいる場合はシフトについてきちんと確認した上で保育所を選ぶべきだと思います。

幼稚園教諭

いっぽうで、幼稚園教諭は保育士と違い先生のような位置づけです。
そのため、小学校へ行くために必要な読み書きなどを指導することもあります。
幼稚園によって特色が違っており、学習面をメインにしているところやリトミックなど体操を中心にしているところなど園によってさまざまです。
ピアノや歌など、自分が得意なことを活かせる幼稚園で働けるのが理想ですね。

なお、1クラス当たりの子どもの人数は最高でも35人以下と決められており、一般的に保育士より受け持つ子どもの数が多いのが特徴です。

勤務時間は4時間程度のところが多く、保育所と比べると短いです。
ただ、最近は延長保育を行っている幼稚園が増えているため、幼稚園教諭の勤務時間も遅番があったり、シフト制のところがあるなど変化しつつあります。
ただ、夜遅くまで開園している幼稚園はほとんどないため、帰宅時間が遅くなる心配はなさそうです。

給料

保育士、幼稚園教諭どちらを目指す場合も気になるのが給料だと思います。
それぞれ、どのくらいの給料なのか見てみましょう。

保育士

まず、保育士の給料ですが厚生労働省の平成28年度の調査によれば、平均年収は326.7万円となっています。
注意したいのは勤務先の保育園を運営しているのが公立か私立かということで差があることです。

一般的に公立の保育園の方が私立より高く、公務員として働けるため安定しているため、保育士募集に対し倍率が10倍以上になることも多いです。

幼稚園教諭

いっぽうで、幼稚園教諭の給料は339.3万円程度となっており、保育士よりやや高めです。

幼稚園教諭も保育士同様公立と私立で差があり、都心の有名幼稚園などは給料が高いことが多く、一概に公立幼稚園の方が高いとはいい切れません。
給料がいいかどうかの目安としてはその地域で人気があるかどうか、運営母体の経営がうまくいっているかどうかで判断できます。

保育士も幼稚園教諭もいずれもお子さんと関わる仕事です。
ですが、目的や仕事内容は違っているため、しっかりと違いを確認した上でどちらを目指すか決めましょう。
幼稚園教諭と保育士の違いについてさまざまな面から見てきました。
それぞれ、預かるお子さんの年齢や勤務時間、目的や仕事内容など、さまざまな違いがあることがお分かりいただけたと思います。

どちらがいい悪いではなく、自分がどういう考えでどういう環境で働きたいか考えた上で、選ぶことが大切です。
幼稚園教諭、保育士いずれを選ぶにしても、重要なのはどれだけ子どもを大切に思えるか?ではないでしょうか。

幼稚園教諭、保育士どちらを選ぼうか迷っている方はぜひ、ここでご紹介したことを参考に自分に合う方を選んでくださいね。


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